2021年02月26日更新

家の購入は何歳まで?タイミングと価格について

家を購入する際のベストタイミングは家族によって違うので、一概に何歳までにした方がいいとは決められません。どういう目的で家を建てるのかによって異なります。家を買うタイミングとして多いのは、結婚したり出産して子供が生まれたりした時です。そのため年齢は20代から30代が多いといえます。その場合にいつ購入したら失敗が少ないかというと、子供の人数が大体決まって家族構成がはっきりした時です。子供の人数が1人だけであれば部屋数はさほど多く必要にはなりませんが、子供の人数が多ければいずれ個室が必要になります。子供は持たずに夫婦二人だけの生活をするというのであれば、通勤に便利な場所に家を購入するといったこともあるでしょう。

住宅ローンの目安としては、大体年収の5倍~6倍程度とされます。年収が500万円であれば、2500万円から3000万円程度が、無理なく支払える金額でしょう。貯金がどの程度あって、頭金がどれくらい用意できるのかによって購入できる住宅の価格は異なります。また、親などから資金援助を受ける場合もありますし、夫婦共働きで夫婦の共有名義にするということもあります。40歳以上で家を購入する場合には定年までの時間が短いので、できるだけ頭金を多くして住宅ローンの返済期間を短くするのがおすすめです。大体、定年になる60歳か65歳ぐらいには支払いを終えるように組むのがいいでしょう。定年退職してから年金で支払おうとすると、生活が苦しくなることが予想されます。新築で購入した物件は修繕なども必要になるので、まとまった資金を用意しておかなければなりません。将来的な修繕やメンテナンスも含めて資金計画を立てることが大切です。

マイホームを建てる上では、資金計画はとても重要です。無理な住宅ローンを組んだりすると、その後の生活が苦しくなってしまうこともあります。せっかく家を手に入れたのに、住宅ローンの返済に追われて生活を全く楽しめないというのでは本末転倒になってしまいます。資金面で不安がある場合には、ファイナンシャルプランナー等に要相談です。住宅ローンや経済事情に詳しいプロが、客観的な視点でアドバイスをくれます。

また、定年を機に終の棲家を購入したり、親の介護が始まったのをきっかけにバリアフリーの家に住み替えるという場合もあります。その際には、退職金などを使ったり今住んでいる住宅を売却して新しい家の購入費に当てたりすることが多いです。